斬新なアイデアとデザイン

2020年の東京オリンピックの招致で新国立競技場のプレゼンテーション当時に使われたデザインが英国のザハ・ハディッド氏の案でした。これまでには無いいかにも21世紀の枠を超えたデザインとして注目されました。我が国の建築審査委員長もこの案に惚れ込んで予算はともかくこれを推し進めた経緯がありました。結果としては予算が跳ね上がり白紙に戻して臨むことにはなりましたが、アラジンの魔法のランプから生まれたような強烈な印象を受けたものでした。

これまでの経緯について

当初のコンペが期間も短く、コンセプトも詳しくは求められていなかったせいか予算が3000億円まで膨れ上がったものですが、当初予算は1300億円に設定はされていました。これは当時英国で8万人規模の競技場が1000億円以内で建設されていたので、物価の値上がりや余裕を3割分ぐらい見て1300億円となったらしいものです。我が国でのキールアーチの施工と地下鉄の事情などから、あるいは色々な思惑からか3000億円に跳ね上がったようです。

今後の計画の見込みについて

白紙撤回後再コンペを行うに当たって施工業者は決まっていないものの、大手設計会社とザハ事務所が組んで再挑戦するとの情報も入って来ているようです。今度は1550億円という予算で工期と予算はきっちりと守ることを条件にタッグを組んで挑戦するということです。韓国でもザハ案が実施に移されて建物が完成されていますし、我が国がザハ案を避けることは難しいという予想もされます。石油産出国出身の建築家は発想も違うという印象を受けます。

本業はパチンコ機器卸会社の社長です。しかし一方では馬主という側面も持っている人なのです。山本英俊は自分の競走馬に「世界の王族と交流する」という自身の夢を託して、共に走り続けています。